「暴君のブックマーク!」開始します!!
ウィンサイト代表の小山です。こんばんは。
今日から週末限定の新しいカテゴリー「暴君のブックマーク」を始めます。
インターネットのブックマークではありません。「しおり」的な意味合いです。
その週に読んだ書籍について、誠に好き勝手な書評をしていこうと、考えています。
先ず始まりは、この本から。(↓)
そう。。いきなりコミックです(笑)。巨匠さいとうたか氏の「鬼平犯科帳」です。
「なんだよぉ~マンガかよ」なんて思わないで下さい。
なにせ「暴君のブックマーク」ですからね。
さて、このコミック版「鬼平犯科帳」。
ビジネスをしている人でこの「鬼平」を読んでない人は「不幸者」と言い切らせてもらいます。
それくらい、人としての面白さが表現されています。
当然、原作の池波正太郎さんの小説も素晴らしいですが、読んだことのない人は文字だらけで辛いので、このコミックから入るのがよいと思います。
このコミック版「鬼平」。話や人物の表現もさることながら、特筆すべきは、江戸時代の風情が表現された1コマの存在。私はこれがあるから買い続けているといっても良いかも知れません。
特に、表紙と中表紙をめくって登場する風景画を見るのがとても楽しみなのです。
そしてその絵が必ず話の1シーンとして登場するのです。どこに登場するのか探すのも楽しい時間。
これは原作の小説では味わえない楽しみです。
コミック界の巨匠が丹念に描いた風景画を543円で楽しめるのですから、これだけでも価値があります。
このシリーズですが既に73巻。1巻の発売時から買っていますから随分な時間が過ぎました。
流石に最初の頃の「血頭の丹兵衛」「雲竜剣」「蓑火の喜助」等といった“鬼平好き”なら誰でも知っている名作は少なくなってきていますが、いつまでも続いて欲しいと思っています。
(株)ウィンサイト・・・・・今日は「暴君のブックマーク」でした。